~1時間後~
「よくやったわあんたたち。これで十分ね」
理咲子たちがようやく戻ってきた。
あたしは急いで教室に戻った。
すると・・・・・
信じられないことが目の前で起こっていた。
あたしの机とイス・・・バッグにも【死ね】【ブス】などの落書き。
机の中にはゴミが詰め込まれている。
ほかの生徒は見て見ないふりをし・・・
理咲子たちはクスクス笑うばかり。
ひどい・・・・・‼
もう、限界だった。
「ひどいよ!こんなことして何が楽しいの?!
 バカじゃないのあんたたち・・・
 あたしがモデルだってことひがんでるだけじゃん‼
 嫉妬してるからいじめてるんでしょ!?」
心の中にあったモヤモヤをすべて吐き出した。
「生意気な・・・っ
 誰にそんな口聞いてると・・・」
「理咲子だよっ‼
 理咲子ってそんなに高い身分なの?!
 自分で思ってるだけじゃん‼
 マコと瑠夏だって・・・理咲子が怖いから一緒にいるだけだよ‼」
「ちょっ・・・優奈‼」
「・・・・・あなたたち・・・ホントにそうなの・・・?!
 マコ・・・瑠夏・・・」
「・・・ごめん理咲子」
マコと瑠夏は理咲子に言った。
「だけど・・・でも理咲子は・・・・・っ
 それでも理咲子はウチらの友だちだよぉっっ‼」
「マコ・・・瑠夏ぁ・・・・・」

そのあと――――――――――

学校はあたしと理咲子たち4人で早退した