「あぁ、理香子あたしの冬馬に手出さないでよ~」
「いいじゃん、今日くらい美奈花はいつだってできるんだから」
「だめなの!!
ねぇ、冬馬!!
冬馬はあたしだけの彼氏なの!!」
そう言いながら、美奈花は俺の腕をつかんだ。
「もう帰ろ!!
ここにいたらみんなが冬馬を狙ってくるから」
ずんずんと歩き出す。
「美奈花、おいちょっと待てよ」
「どうして??」
「俺だって、まだ話したいやつとかいるんだから」
「わかった……
あたしも美穂たちともう少しじゃれてくる」
「おう」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…