「君なら魂を浄化させられるよ」                                 

 男はそう言って、ゆっくりとセカンドの口から手を離していった。                             
 セカンドが男の方に体を向けようとした瞬間、男はセカンドの首根っ子を掴んだ。                                  

「俺をその目で見るのはまだ早いよ。さぁ、あの子の魂を浄化するんだ」                           
「どっ・・どうやって?」                        

 男はそのままの態勢でセカンドの右手にナイフを掴まさせて、「まずはそれであの子の心臓を刺すんだ」と囁いた。                               

「それでこれ以上汚れなくなる」                                 
「じょっ・・浄化はどう・・・やって?」                             
「突き刺したあと、あの子と性交するんだ」