初めて手を繋いだ


海岸から車までの短い間だったけど

先生の手は温かくて大きかった


変わってゆく空を眺めながら

音楽を聞きながら
思いだす。


先生が「好きな人みたいな」って言ったあの曲は

もぉ流れてない。



先生はきっと


運命の人だったんだ