透先生―――――― 空とはずいぶん話してない クリスマスイブ以来かな 空はいつも笑顔だった たのしそうに笑っていた その周りにはたくさんの友達 俺なんかが空に近づく隙間なんて少しも残ってないんだ 学校の階段を下りた時 『キャーーーー』 悲鳴をあげたのは4人ぐみの子達だった 階段の下には 空が倒れていた....... 何してんだよ..... ――――――――――