うつむきかげんな先生は
どこか元気がなさそう....


『空は先生を忘れる為に秋人と付き合ってるの?』


びっくりして彩の顔を見ると彩は悲しそうな顔をしていた



『秋人といたら幸せになれるかもって思ったの...先生以上に好きになれるかもしれないって』



『でも好きになれないかもしれないし先生を忘れられないかもしれないよね』


『......うん。秋人の優しさに甘えてるだけかもしれない』



ガタッ



『植地さん』





いきなり違う声が私の名前を呼ぶ


クラスの子に今までの話し聞こえてたんじゃないかってドキッとしたけど......



違うクラスの子だった


『話しがあるんだけど...』



『話しって?』


『階段きてくんない?』




なんであたしが呼び出し!?



その子は5組の三浦さんだった

スタイルも良くて美人


『...う...うん。彩いってくる』



『はぁ?三浦さんさぁ話しあんならここで言えば?』




彩!!!!!!!!!!!(T_T)!



『植地さんに話しがあるの』


『彩大丈夫だよ.....汗』





『こいつら腹黒いからなんかあったら電話しなよ空』



あああああああ彩!!!!!!




三浦さんの
後ろにくっついて歩いていくと女の子が4人....。

私を睨んでる


『私に話しって』



『あんたブスのくせに秋人に手だしてんじゃねーよ』


『秋人に釣り合ってないし早く別れてくれない?』



何かと思えば秋人の事だった


たしかこの子達
秋人の事好きって学年でも有名だったな


『なんか言えば』