涙で濡れた私の頬に触れた手の体温に心があったまった



そのまま自分の部屋に連れていかれ





ベッドに腰掛ける私に
温かいお茶を渡し
先生も横に座った




『なんで泣いてたの?』



『.......』



『遠藤先生になんか言われた?』


『...私が生意気な事言っちゃって.....子供だから私は先生達の大人の気持ちわからないのかな』



『わからなくて良いんじゃない?』


『空は空で俺の彼女には変わりないだろ』


『ぅん』


『遠藤先生に何言われたか知らないけど俺が1番大切なのは空なんだからさ』


『ありがとう』