「あー、忘れてた」
「もー……
しっかりしてくださいよ松崎さん」
「とりあえず、俺の家にこい」
「はいっ!!
……って、あたし松崎さんの家知らないや……」
「あっ、そうだったな
じゃあ、10時半にこの店の前に待ち合わせで」
「はーい
じゃあ、あたしエプロン着てきますね」
その後に杏くんが来て、いつものように働いた。
in寮
「ただいまー」
「おかえりー」
リビングには龍だけいた。
「旬は……部屋？」
「うん、爆睡してる」
「ふぅん……
じゃあ、今から飯作るな」
「手伝おか？」
「うん
手伝ってくれたら助かる」
「よしっ！
何からしよか？」
そして、２人でビーフシチューを作った。
「はい、完成ー！」
「おぉー……、旨そうや
ちょっと味見……」
「味見はいいから、旬起こしてこい」
俺は龍の背中を押しながら言った。
「へーい」
そして、３人で飯を食った。
「あっ、俺明日出掛けるから」
「あれっ？
明日はバイトないんとちゃうか？」
「バイトじゃないよ
えっと……、バイト先の人の弟と遊ぶことになってんだよ
超可愛いんだよなぁ〜」
