「心配しなくても、別に、誰にも言わねぇよ」

「あ、ありがとう!!」



梓が満面の笑みで言ってきた。



「っ////
け、けど…、龍には言わないのか?」

「龍には、明日にでも言おうと思う」

「そっか……
じゃあ、俺はもう寝るわ」

「うん、おやすみ」

「あっ、そういえば、梓の分のケーキ冷蔵庫にあるから
今日、龍と出かけたときのお土産」



そう言って、部屋を出て、すぐに自分の部屋に戻った。



ちょっ……、マジヤバイんだけどっ////

あいつ、眼鏡してなかったら可愛すぎだろ!?

ちょっと待て……、まず落ち着け俺。


そう自分に言い聞かせながら、ベットに飛び込んだ。



「はぁ〜……」



今日はいろんな事がありすぎて疲れた……。

とりあえず、今日は早く寝よう……。


それにしても、梓が女かー………


……あれっ!?

梓が女……、ケーキ屋の子の名前も梓……。


えっ!?

同一人物!?

えっ、ちょっ………、マジ!?