「俺は、今年で7才になる妹が1人だけ」

「へぇ〜
瑠夏くんは、今何才?」

「ん〜とね、僕も7才!」

「同い年じゃん!
ここら辺だったら、城山小学校かな?」

「うんっ! そーだよ」

「じゃあ、俺の妹の事知ってるんじゃない?
同じ学校だし
藤原葵っていうんだけど…?」

「うーん……、知らない」

「じゃあ、違うクラスなのかな」

「そーだね
あっ、ゆうく……、じゃなかった、松崎さん、そこの醤油取ってください」



ギャーッ!!!!

きょ、杏くん、何言っちゃってんの!?



バシッ...!!

「いってぇ〜……
何するんですか、ゆうく……、じゃなかった、松崎さん」

「お前がその名で呼ぶな……
気持ち悪くて、吐き気がする」



そ、そこまで言わなくても……。



「わかりましたよー
これ以上言ったら、俺殺されそうですし」

「「「「………………」」」」



き、気まずい……(汗)

なんか、話さないと………。


そう思っていると……



♪〜♪〜……


あたしの携帯が鳴った。



「ご、ごめんっ、電話だっ」



誰だろう……?