「オススメ……ですか……
うーん……、全部ですかね……
って、これじゃオススメになりませんね(笑)
あっ!!
この新メニューのストロベリームースなんてどうでしょう?」

「じゃあ、ストロベリームースでお願いします」

「それじゃっ、あたしも」

「かしこまりました
少々お待ちください」


「松崎さん、ストロベリームース2つお願いしまーす」

「おぅ」



カウンターの方に行くと、瑠夏くんがチョコレートケーキを食べていた。



「るーかーくん
ケーキ美味しい?」



あたしが瑠夏くんに話し掛けた。



「うん!
すっごく美味しい!」



瑠夏くんは満面の笑みで言った。


ちょっ……////

可愛いっ……////

しかも、頬っぺたにクリームついてるしっ……。



「瑠夏くん、頬っぺたにクリームついてるよ」



あたしはそう言って、クリームをとって食べた。



「あっ、ありがとう……////」

「いいえ」

「松崎さん、ティラミス1つとガトーショコラ1つお願いしやーす」



杏くんが注文を言いにきた。