in店



俺は、杏と梓より早めにきて、品出しをしている。



すると……



カランカラン...

「おはよーございます」



珍しく、こんな早い時間に杏がきた。



「はよ
こんな早い時間に来るなんか珍しいじゃねぇか」

「なんだ……、梓まだ来てないのか……
梓に会う為に早く来たのに……
ハァ……」

「俺1人で悪かったな……(怒)
早く来たんだったら、さっさと手伝え」

「はーい」



そして、準備が終わる頃に……



カランカラン...

「すいませんっ!
遅れましたっ!」



梓が息を切らしながら来た。



「遅ぇよ、馬鹿」

「す、すいませんっ!
ちょっ、ちょっと寝坊してしまって……」

「まぁいいから、荷物置いてエプロンつけてこい」

「はいっ!」



そして、時間通りに開店した。

って言っても、朝は客は来ないから、かなり暇。

今までだと、杏と2人だから会話もあんまりなかったけど、梓が来てから結構明るくなった。


店の雰囲気も変わった気がする。



「松崎さん?」

「あっ、なんだ?」



完璧自分の世界に入ってた…。



「どうしたんですか?
ぼーっとして……」

「なんでもねぇよ
あっ、ほら客来たぞ
お前等行ってこい」

「「はーい」」



そして、いつもの生活が始まった。