「今日のご飯は何ー?」

「今日は、瑠夏の好きなカレーだ」

「やったぁー!」

「だから、おとなしく待ってろよ」

「はーい!」



俺は弟の瑠夏との2人暮らしだ。


母親は、元々身体が悪くて瑠夏を産んだと同時に死んだ。

父親は、母親が死んでから意気消沈して、大量のお金を置いて、何処かに行ってしまった。


それから、俺は近所の人に助けてもらいながら、弟の世話をしてきた。


まぁ、過去の馴れ初めはこの辺で置いといて、飯、飯。



〜30分後〜



「瑠夏ー、出来たぞぉ
手洗ってこーい」

「はーい」



その間、俺は皿にカレーを入れていた。



「ゆうくん、早くー!」

「はいはい
ほれ、瑠夏の分
おかわりあるからたくさん食えよ」

「うん!
いただきまーす!」

「いただきます」



その後、瑠夏は2回おかわりをした。


その後は、2人でテレビを見たり、風呂に入ったりして、瑠夏を寝かしつけた。


うわぁー……、寝顔かわいいなぁ……。

俺はしばらくの間、瑠夏の頭を撫でながら寝顔を見ていた。