「旬ー、龍ー」

「なんや?」
「なんだ?」

「明日の朝出かけるから、一応言っておこうって思って」

「了解〜」
「何があるんだ?」

「内緒ー」

「なんだよー、教えろよー」

「また今度な」

「絶対言えよ」

「はいはい」



それから、他愛のない話をして1日過ごした。





〜次の日〜



AM6:30


ふぁ〜……、久しぶりにこんな早く起きたよ……。


それで、荷物を用意して部屋を出た。


30分ぐらいして、お店に着いた。



よしっ、入るか!!

もちろん、着替えてますよ。



カランカランッ...


だ、誰もいねぇ……



「す、すいませーん」

「はい、何っすか?
まだ開店してないんですけど……」



どひゃーー!!

こりゃまた、イケメンだ!!



「あ、あのっ、貼り紙見て来たんですけど…」

「あ〜、バイトのやつか」

「は、はい」

「じゃあ、さっそく今日からお願いするわ」

「い、いいんですか?」

「うん
嫌なの?」

「いえ、なんか面接みたいなのないのかなって思って……」

「一応、見定めたぞ」

「えっ!?
どうやって?」

「客受けがいい顔か」