「おっ龍と要もサボり?」
屋上にはだるそうにあぐらかいてる龍と要がいた。
龍は黒髪を前髪から後ろに流して
ま-オールバック、みたいな。
耳・鼻・口・目の上にピアスあいてて
なかなかいかつめ。
要は金パとミルクティ-色の間ぐらいの色の髪で
その明るい髪とトレードマークみてえな
黒ぶち眼鏡がなんともいえないバランスだ。
「ったリめ-じゃん。
入学式とか、だり-もん」
要が眼鏡を弄りながら言う
「てか、俺等のクラスって
例の女いんじゃん」
龍がすっげーだるそうに言う
「そーなんだ、てか、お前等何組?」
「「2組」」
「へー2組…て、俺も2組じゃん」
紙をみながら俺がいう。
ってことはその女とおんなじか…
「てか!葵は?」
「あ-なんか女の子とお近づきになってくる-!とか言って
教室残ってたけど、」
「ふ-ん、じゃあ後で葵に事情聴取だなっ」
女…名前も知らないけど
まあきっとそこらの女と変わんないだろ-な。