茶色いおっきめの扉の真ん中には




Moca Kurihara



と金色の字で書かれている木のプレートがはまっていた。






「あ、あと僕の部屋、ここだから♪」




葵が指差すのは私の向かいの部屋。



私と同じように




Aoi Kurimoto


と書かれている。






「なんかあったらいつでも呼んでねんっ」




『うんっあリがと★」




お隣さンは誰かとプレ-トを見てみると



Kaname Tahara


その向かい側には


Ryu Tennouji



てんのうじ りゅう…


なんかすっごい名前だな-



そう思っていたら




「そいえば要たち…今日見なかったな…」


と、葵がつぶやく声が聞こえた