『雅紀が好き。』
言っちゃったよ‥
でも後悔なんてしない。
雅紀が頭を撫でてくれた
「俺から言うつもりだったのに‥」
え……?
それはー…
「でもな、ちょっと待ってくれない?
俺、やらなきゃいけないことがあるんだ。
だから学校もしばらく休むことにしたんだ。」
『やらなきゃいけないこと‥?』
声を出すと一緒に涙まで流れてきた。
これは嬉し泣きなのか
ほっとしただけなのか
理由はわからない。
「今は言えないけど、
解決したら言うから
待ってて!」
そう言って強く抱きしめてくれた。
『私、待ってるね?』
「今月中は無理っぽいけど2月中には帰ってくるから!」
『わかった。』
その後、雅紀は家まで送ってくれた。