3日目

『菜智っ 起きて~!』


「もう朝?」

『そうだよ!ほらっ』

まだ祐希クンと雅紀は寝てるみたい。

先に準備することにした

「今日は髪まとめよ!
きっと似合うよ♪
はい、座って!」

10分ぐらいたつと

「完成!やっぱりいいね
菜智の髪は短いから楽しくないけどひめの髪は長いから好きだよ~」


『ありがと!そろそろ男たち起こそっかー』

そう言って私は雅紀の枕を頭から引っ張り抜いた。

「痛…っ
ひめひどくない?」


『朝だよー』


「起こして?」

『やだっ』


「ケチー」

『先、食堂行っとくから
準備できたらおいで!
菜智、行こー』


「上島クンさ、ひめによく甘えるよねー」

そう言ってご飯を食べた

「今日はどこに連れて行ってくれるんだろうね?」