「見てみたかったんだ…運命の人を」


天下を取るお方は決まった相手方と結ばれる
選ぶのは本人ではなく、民衆や殿様


「兼次様…」


選べない環境の中、責めて本当の運命のお方を見てみたかったのだろう


「月羽…」


また抱き締める身体


「池に写ったのは月羽、お前だった…」