「私と出会った事は忘れるのだぞ」


最後の言葉と同時に抱き締められていた身体は離れ、後ろを向き歩きだした


「はい…」


兼次様は神のような存在、アタシのような農民と結ばれるのは許されない事だから

それが運命だとしても…

だから、頷いた


兼次様への想いは胸の奥でお慕いしております…