大輝の話を聞いて自分がどれだけ、悪いことをしてきたかと思うと本当に胸がくるしくなった。




「何で…………」
そして、私が言葉を失っていると大輝がそれを消す様に続けて言った。




「何でって?それは、小さい時から一緒に居て、あたり前のように俺の隣にいて、笑顔だったお前が、一人であんなに不安な事を抱え込んで、弱ってるのを見たら何もしないで見ているだけなんてできなかったし、なによりもお前の笑った顔が大好きだったから。」





そんなことをさらっと話して、また話しを続けた。





「そうじゃなきゃ、あんなになってるお前一人で支えられないし(笑)しかも、正直お前がああなったのも俺のせいなんじゃないかっても思ったし、弱ってる美麗を見てるのは本当に辛かったよ。」