部屋に入ってからは、美麗と俺の2人だけで重い空気が漂っていた。



その空気を先に破ったのは、俺だった。



そして、俺が質問をなげかけると、美麗は驚きながらも話しをしてくれた。



話しを聞いているとき正直俺は、赤坂先輩への怒りで今すぐ先輩たちを殴ってやりたくて、最後まで話しを冷静に聞くのが精一杯な状態だった。



だから、俺は美麗のすべての話しを聞き終えるとともに美麗の部屋を飛び出した。