「パーティーっていっても、
私といちごちゃん2人だけだけど・・・。
ごめんなさいね・・・。」



私は泣いていた。
うれしかった。

ただただ・・・。


「本当にごめんなさい。
2人のパーティーなんて寂しすぎ
よね・・・。旦那は会社で、
光はどっかいっちゃって・・・。
本当にごめんなさい」

「違うです・・・。
うれしくて。」

「え?」

「私のせいでお母さん
とお父さん、死んじゃって
回りからは嫌な目でみられて
何回も転校して。
私なんかの為にパーティー開いて
くれる人なんか初めてで。」

「そうだったの・・・。
私は、いちごちゃんのお母さんの変わり
になれるかわからないけど、もうこの家
にきたらあなたは私たちの家族よ」

そういって私えお抱きしめてくれた。