いきなり律くんが声をあげたものだから私はビックリして目を丸くさせた




『お隣りさんだよ!雛乃ちゃん!!』


・・・・・・はぃ?


お隣りさん??


・・・律くん・・・よく意味が分からないのですが・・・


『隣り・・・・・・?』


私は律くんに聞き返す


『そう!俺、207号室だもん!なんだぁ〜、教室でしか雛乃ちゃんと話せないと思ったら隣だからベランダに出ればいつでも話せるじゃん!』


律くんが嬉しそうに語る・・・


無邪気な笑顔をまた見せる・・・





ヤバい・・・その笑顔は・・・悩殺スマイルだね・・・


私・・・ドキドキしちゃってるし・・・





でもそんな律くんの笑顔を見ると私まで嬉しくなってきた


隣が律くんで私も嬉しい!


『凄い偶然だね〜!よろしく!』


『いつでも俺の部屋来ていいから!俺、料理作るし!』


律くんの料理・・・・・・


食べたぁ〜い!!


『うん!行・・・・・・!』






ボコッ!






私は一瞬何があったのかと目を疑った