「ねぇ侑佳ってさぁ…もう悠介君とHしたの?」麻美は少し照れ臭そうに言った。

「何~?急にそんなこと。前にも言ったけど私たちそんな関係じゃないからさ。」侑佳は笑いながら言った。

「そっかぁ、そうだったよね。」麻美は笑いながら言った。

「麻美……拓也と何かあったの?」侑佳は真剣な眼差しで麻美を見つめた。

「えっ……ううん別に何もないよ。ちょっと侑佳たちどうなのかなって気になっただけだよ。」麻美は少し焦りながら言った。

「それならいいんだけど…麻美が私を呼んでこんな話することなかったし、麻美に何かあったのかなって思ってさ。」侑佳は心配そうに麻美を見ている。

「大丈夫、そんな気にしないで。じゃあ私トイレ行って化粧直してくるね。」麻美は笑いながら言った。

「うん、授業始まるしはやくしなよ。」そう言って侑佳は教室へと戻って言った。

「ごめん……侑佳。」麻美は侑佳の後ろ姿を見ながらつぶやいた。