侑佳と別れ麻美と拓也は拓也の家へ向かい歩いていた。しかし二人は何の会話もなく歩いていた。

拓也が話すことは侑佳のことばかりで麻美が気を悪くしたのであった。

麻美は少しずつ気付き始めたのであった。拓也も侑佳が気になっているということに…
二人は黙ったまま歩き続け拓也の家へと着いた。

「ここ…だけど。」拓也はそう言いながら麻美の顔を覗きこんだ。

「へぇ~いいとこじゃん♪はやくはいろっ。」麻美はうつむいていた顔をあげ笑いながら言って先に進んで行った。

「待ってよ。」拓也も笑いながら言って麻美を追い二人は部屋へと入っていった。