一時間がたった。
チャリラー♪携帯電話が鳴った。

「雄彦かな。」そう思い携帯電話を見ると自宅からだった。

「もしもし、お母さん?どうしたの?」

「侑佳今どこにいるの?今すぐ帰ってきなさい。」母はいつもと違う調子で話している。