ピンポーン♪侑佳は悠介の家へと着いた。
ガチャ…ドアが開き悠介がでてきた。

「あっ侑佳。お疲れっ!」悠介は笑顔で言った。

「お疲れっ!ごめんね忘れ物しちゃって!」侑佳は笑いながら言って悠介から化粧ポーチを受け取った。

「今からどうするの?」悠介は尋ねた。

「ん~今日は疲れたし家帰ってゆっくりしようかなって」侑佳は言った。

「そっか!じゃあ家まで送ってくよ。」悠介は言った。

「えっそんな悪いしいいよ。」侑佳は笑いながら言った。

「もう暗いし女の子一人は心配だよ。それに…侑佳と二人になりたいからさ。」悠介は照れ臭そうに言った。

「そう、じゃあお願いしようかなっ」侑佳は笑顔で言った。

二人は侑佳の家へ向かって歩いていくことになった。二人の手ははじめは離れていたが歩いている途中にいつしか重なりあっていた。