PM:12:50
侑佳は公園へついた。辺りを見渡しても雄彦の姿はない。

「また遅刻かな~」あきれた声で侑佳は言った。

チャリラー♪携帯電話が鳴り電話を見た。雄彦から着信だ。

「もしもし雄彦また遅刻?遅刻しないって言ったのに…」少しさびしそうに言った。

「ごめんごめんもうすぐつくからもう少し待ってて。」走っているのか雄彦は少し息を切らしながら話している。

「はやくきてね。待ってるから。」

「わかったよ、じゃあまたあとで。」

電話をきり少し緊張しながら侑佳は一人公園で待っていた。
今の会話が雄彦との最後の会話とは知らずに…