侑佳と悠介は響子たちの待つ場所へと向っていたが結局いかなかった。悠介が俺んちこないか?と言ったので響子に連絡し、断ったのであった。

「ねぇ悠介、ちょっと聞きたいんだけど…雄彦って人知ってる…?」侑佳は声を震わせながら言った。

「雄彦?知らないよ。どうしたん?」悠介は首をかたげ聞いた。

「ううんいいの、なんでもないよ。ごめんね急に。」侑佳は笑顔で悠介を見つめた。悠介は急に立ち止まった。