「そろそろいく?」悠介は侑佳の顔をじっと見つめながら言った。

「もう少し…。」侑佳は少し照れながら言った。

いつから重なりあっていたのか二人は手をつなぎながらベンチに座っていた。
二人は見つめあっている。悠介は侑佳の頬を手をあてキスを求めた。しかし侑佳は

「あっ…だめ…………。」侑佳は顔を横に向け拒否した。

「ごめん…。」悠介はすまなそうに言った。

悠介とキスをしてもよかった。でもキスをしてしまうともう戻れなくなってしまいそうで…。

「そろそろいこっか。」悠介は笑顔で言った。

二人はベンチを離れ響子たちの待つ場所へと向っていった。