「ねぇー侑佳ー?カラオケでもいかない?」響子は侑佳に向って叫んだ。

「どうする?」侑佳は悠介に尋ねた。悠介はすぐ首を横に振り小さい声で

「二人でいたい。」と侑佳の耳元で囁いた。侑佳は首を縦に振り

「ごめーん私らもう少しここにいるから先行っててー。」侑佳は響子に向って叫んだ。

「わかったよ、じゃあ行ってるね。」そう言って三人は公園をあとにした。