「なんだお前?」響子は侑佳に言った。

「おい響子何してんだ。侑佳、大丈夫か?」裕記は侑佳のほうへ飛び出した。

辺りは静まりかえっている。

「お前ら何してんだ。はやく席につけ。響子はそこ和代はそこ。」

侑佳、裕記、響子、和代は黙って席についた。

「侑佳大丈夫?」隣の席の麻美が心配そうに言ってきた。

「う、うん大丈夫。」侑佳は苦笑いで答えた。