「もしもし、どうした?」

「あっもしもし、今何してた?今大丈夫かな?」侑佳は少し上ずいた声で話した。

「今ちょうどバイト帰りで家ついたとこ。どうしたん?何か用か?」雄彦はいつものようにハキハキと喋り侑佳に問い掛ける。

「う、うん、明日なんだけど何か予定ある?ちょっと話したいことがあってさ。昼の1時頃にいつもの公園に来てくれないかな?」

「話したいこと?なんだよ、今言えばいいじゃないか。」雄彦は少し面倒臭そうに言った。

「電話じゃ嫌なの、会って話したいの。ねっいいでしょ?」侑佳は少し甘え声で言った。

「しょうがないな。わかったよ、1時に公園にいけばいいんだろ?遅れてくるなよ。」雄彦は笑いながら言った。

「いつも遅れてきて言い訳をするのは誰だっけ?」侑佳も笑いながら言った。

「はいはい明日は遅れないようにきますよ。じゃあまた明日な。」

「うん、じゃあまた明日ね。おやすみ。」

電話をきりベッドに横になった。