次の週も妹と一緒に親戚ん家へ…

家には親戚はいなかった。

その時、電話が来た。
人の家だから出るの迷ったけど、私は出てみた。


「はい」
「沙紀か?」

その声は仁だった。
「うん、そうだよ?」

「一いる?」
「いや、いない」
「ホントか?」

「ホントだよ?」
「んじゃ、遊ぶか?」
「え?」
「ひまだろ?」

「うん、妹に聞いてみる」

私は近くにいた妹に聞いた。
「仁が遊びたいって、どうする?」
「もう、一人いるの?」

私は仁に聞いた。
「ねぇ、こないだの人もいるの?」
「うん」

「いるって」
私は妹にそう言った。
妹は「えー」と答えた。

沙紀は仁に
「もう一人いやだって」
と笑いながら沙紀はいった

仁は「将、あんた嫌われているよ」
将は「はぁ?」
しか言わなかった…