近くに来た男の子の名前は仁。 私より一つ上だ。 私たちは何もしゃべらなかった… でも、仁は話しかけてきた。 「死んだ?」 沙紀は 「多分」 と苦笑いしながら答えた。 仁の手にはおもっちゃの鉄砲を持っていた 多分中は小さい球が入っていたんだろう… それで、雀は死んだんだね 「可愛そう」 思わず口にだしてしまった