――あ、 凜久の匂い…… その後から、凜久が入ってきて 背中に温もりを感じた。 「何で私が先なの……?」 「――ん、?こうして瑠璃を閉じ込めるため」 体に巻きつくのは、凜久の2本の腕。 目の前には壁 後ろには、凜久。 “閉じ込める” そっか、こういう事なんだ……。