「……うわぁぁぁああッ」 声にならない悲鳴が、 ……道路にこだまする。 後ろを振り返る こんな簡単なことさえ 俺にはできなくて 後ろに 広がっていた世界から 目を逸らし続けて どんなに 後悔したって 進んでしまった時間は 巻き戻すことは 出来ない ――2度と