「おはよー詩保ちゃん。よく眠れた?」 顔見知りの看護婦の美香がいつものように訪ねてきた。 「はい。よく眠れました。」 ニコッと笑いながら答えた。 「はぁ〜」 病院生活が長いためか詩保は肌の色が白く華奢な体系なので保護欲にかられる雰囲気を持っていた。 そんな子にほほえまれて美香もため息が出た。 (女の私でさえ可愛いと思うのに男にしてみたら・・・ほんと罪な子) 詩保は外にもあまり出たことがないので自分の魅力にはまったく気づいていないのだ。