何に対しても
無気力。
やる気のない
自分がいた。
人の前では
強がって、仮面
つけて笑ってた。

噂にも疲れて、
乃香や利奈にも
疲れて、全部から
目を背けてた。


そんななか進級。
私は2年生に
なっていた。
クラスは最悪。
でも、仲の良い子が
いた訳でも
なかったから、
どうでもよくて、
また仮面で
笑い続けてた。
どっちの笑顔が
本物か分からない
くらいの作り物。
偽物の笑顔で
息をしていただけ。

(呼吸が面倒って
こういうことを
言うんだ…)