「謝らないでよ。
あたし、大丈夫だよ?」
「ホントに…
なにもなかったか?」
「うん…ない。」
「絶対隠したり
しないでほしいんだ。
俺は、別れたら
お前は幸せに
なれるとも思った…
でもな…
俺は…相当お前に
惚れてんだ…
こんなちっこい体のお前が…
俺を好きでいてくれて…
お前、寝てるときさえ
俺から離れようとしねぇし、
必死に頑張ってるっつーか…
俺のこと必要として
くれてるっつーか…
それが可愛いとか思うし…
一緒に居て飽きねぇし、
時間さえあれば
いつまででも一緒に
居たいと思う。
守っていきたいし、
離したくねぇの…
離れたら壊れそうで…
だから…俺が守る。
決めたんだ。ただ…
正直、俺が離せないで
いるだけなんだ。
会えなかった時間なんか、
俺の方が無意識に
お前を探してた。
俺が離せずにいる
お前が…傷つくのだけは
考えたくねぇんだ…
守れなかったら…俺…」