「んで、堪えられなく
なった俺から別れを
切り出したんだ。
…納得は…して
なかったんだと思う。
そのあと、俺は友達の
紹介で知り合った女と
付き合った。」
「うん…」
「そしたら…まぁ
周りからとか色々
聞こえることも
あっただろうし…
なにかのきっかけで
話聞いたんだと思う
けど…俺、連絡先
変えたりしてなくて…
そしたら普通に
メールきててさ。
なんか…長ったらしい
内容だった。
でも終わった奴だし、
彼女いたし、シカト
決めこんだんだよ。」
「うん…」
「んで…まぁメールの
内容なんか知らなかった
俺は…そいつが
何考えてるのかも
分かんなかった…
そしたら、彼女と
連絡が着かなくなった。
俺…それまでは、
そんな心配したり
束縛とかしたりも
する方じゃなくて…
毎日連絡取るとか
してなかったんだよ。
まぁ、相手も
そんな感じの奴だったから、
別に2、3日くらい
どうってことなくて。」
「そうだったんだ…」
「うん。でもまぁ
1週間も連絡取らない
とかはさすがにあんまり
なかったんだけど。
1週間経っても
相手からも連絡なくて、
そんなん珍しいっつーか…
ちょっと心配になって、
連絡してみたんだ。」
「うん。」
「そしたら携帯
変えられててさ。
意味分かんねぇし、
会いに行ったんだよ。
そしたら、出てきた瞬間
『もう関わりたくない』
ってゆわれたんだ。
なんでか分かんねぇし、
問い詰めたんだ。」
「うん…」