休めば、学校よりも
彼と連絡は取りやすい。
親が家に居たから、
会ったりは
出来なかったけど。

それでも、親には
休んでることに対して
いろいろ言われた。
挙句には簡単に
休めなくなって
しまった。

でも、このままじゃ
いけないと
分かっていたのも事実。
いいキッカケだと
思うようにして頑張った。

学校に行くようにした。
だけど…なんとなく
毎日体が熱い。
怠いし節々が痛い。
寒かったり暑かったり。
体が震えてるなんて
こともあって、
頭痛もしてた。でも、
頑張り過ぎてて
気付かなかった。
ううん。気付かないフリ
をしてたんだ。
言っても、親には
「気のせい。」
「また始まった。」
としか言われない。
だから、そんな状態で
学校に何日か通った。

でもどうしても
キツかった日があって、
熱を測ったら
「38.8℃」
(やった!!休める!!)
さすがに口にだしては
言えなかったけど。
そんなのも
また何日か続いた。
そして、病院に行っても
「原因は分かりません。」
「検査入院を…」
やった!!
…どころじゃ
なくなってた。
自分の体が自分の
じゃないみたいで。
でも辛さは自分の体で。
原因が分からない
という恐怖が、
少しずつ押し寄せた。