由衣は立夏の書斎に連れていかれた
ソファーに座らされて抱きしめられた
(えっ……)
「ごめんね、由衣」
立夏は自分の胸に由衣の頭を押し付けた
ふわりと香る香水と立夏の鼓動が聞こえてドキドキとしているのがバレてしまいそうだ
「……もっと時間をかけて教えるつもりだったんだけど……由衣に無理はさせたくない」
由衣は胸の中でかぶりを振る
(無理なんかしてないよ…立夏さんのために頑張る…)
立夏は真由のことも由衣に対する両親の思いは伝えなかった
由衣の思い悩む姿は見たくない
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