「大丈夫…由衣が乗ってるし事故なんか起こさないよ?」 と改めてハンドルをしっかり握る立夏 由衣は声を聞かれたと思い俯いてしまった (…聞かれちゃった…) (…きれいな声なのに…黙ってしまった) 立夏は少し後悔していた自分が空調を気にしなければ少女が俯くこともなかった、と