「じゃぁ全部自宅に運んでくれないか」
立夏の冷たい声に怒らせてしまったのだと店員は引きつった笑顔で応えた
「由衣行くよ?」
少女には甘い優しい声で手を握って行ってしまった有名な富豪の御曹司
ブラックカードで店内の一点物を全て買っていったのは少女のため
しかし少女は御曹司に何もねだらなかった、むしろ買い過ぎと窘めていたようにも思える
(まぁ、私には関係ないものね…久し振りに見惚れる男に会ったわぁ~)
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