その言葉に答えられるはずもなく曖昧な笑みを向けて南抱きついた
「先生、今までありがとう…私一人で頑張ってみるね」
そう言って1年が経った
一人で暮らしていると由衣のトラウマを少しずつ消していった
はじめての面接で好印象を与えたかったためハキハキと受け答え出来た自分を誉めたくなった
働き出すとすぐに施設の子供たちは由衣に懐いてくれた、そして「由衣先生大好き!」と何度も言われるうちに「魔女の声」と呼ばれてたのを忘れられた
それでも南の言うとおり立夏のことは忘れられなかった
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