「っ…んだよ、それ」
聞いたこともない低い声
由衣は立夏の表情を伺えるはずもなく下唇を噛んで嘘に耐えていた
「由衣…だったらなんでここに来るんだ…好きでもない僕に会いに来るんだ?」
「っ……そ、れは…」
探るような問いに由衣は答えなければならない
「…あなたが事故に合ったのは私の…せいだから……」
「だから?同情でもした?」
(そんなこと…ない…同情なんか……っ!?)
答える間もなく立夏に腕を引き寄せられた
勢いのまま立夏な胸に収まって背中をぎゅっと抱きしめられた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…