「え…」

 「だって……ダンボール…」


由衣が指さした先にはダンボールに積められている書類


 「そ…それは…」


南は笑って


 「なんでもないわ」

 「でも…」


由衣に話すべきではないと思った南


 「あら?黙っているの?」



そこへ悪魔の声がした