「?!」
まさかキスされると思っていなかった由衣は大きな瞳がさらに大きくなる
立夏の指が頬から離れると何事もなかったかのようにキーを打っている
(えっ?えっ?)
由衣はプチパニックになって額に手を当てながら立夏を見上げた
(いま…キスされた?…えっ?記憶がない、のに?)
「由衣は可愛いね」
「ふえ?」
立夏は当たり前な言い方に変な声を出してしまう
(かわ、可愛いって!?)
(我慢できなくなってキスしてしまった……何かな…由衣、に対するこの気持ち…あの女のとは全然違う…)
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